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ノーベル賞の税金

2015年12月2日更新

今年のノーベル賞で、日本人では医学・生理学賞で大村智氏が、物理学賞で梶田隆章氏が受賞しました。
ノーベル賞では栄誉とともに多額の賞金も授与されます。
この賞金に税金はかかるのでしょうか?

通常、賞金(たとえばクイズ番組の賞金など)は一時所得とみなされ課税されます。
しかし所得税法第9条に「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」は非課税と規定されています。

ここで興味深いのは、ノーベル賞には6賞(物理学賞、化学賞、医学・生理学賞、文学賞、平和賞、経済学賞)あるんですが、ノーベル基金から賞金が支払われるのは経済学賞以外の5賞だけだということです。
ノーベル経済学賞だけは、もともとスウェーデンの中央銀行の働き掛けで新設されたという経緯から、同行が運営する基金から支払われることとなっています。
したがって所得税法に照らし合わせると、経済学賞に限っては賞金が課税対象となってしまいます。

今のところ日本人では経済学賞のみ受賞者がいませんが、将来受賞者が出た場合、税法の改正があるかもしれません。

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