TOP > スタッフブログ > お役立ち情報 > 地震保険料の値上げについて

地震保険料の値上げについて

2015年6月10日更新

地震保険料の値上げについて

政府と損害保険各社は家庭向け地震保険の保険料を全国平均で19%引き上げる方針を固めました。
南海トラフなど巨大地震に対応する為、保険金の支払い余力を高めるとの事です。

値上げは早ければ2016年秋に実施する見通しで、既存の契約者にも更新時に新しい料率が適用されます。
東京都内の主に非木造住宅の場合、保険金1000万円あたりの年間保険料は現在2万200円で、全国平均並
みの値上げだと2万4000円上がる見込みです。

ちなみに・・・
南海トラフを震源とする、M8以上の大地震が、30年内に1回以上起こる確率は70%と言われています。
これを1年に換算すると、1年に1回以上、南海トラフで大地震が起こる確率は約4%となります。
この確率をどう考えるかですが、例えとして交通事故の確率と比較すると意味がでてきます。
年間の交通事故では、118万人が被害を受けます。
人口の1億2600万人で割ると1年内に交通事故にあう確率は0.9%です。
交通事故より南海トラフ大地震の起こる確率のほうが約4.4倍高いという事になります。
地震保険料の値上げは仕方ないですが、その地震自体について対策等の準備をする必要があります。

▲ページトップへ